舳倉島診療日誌
臨床研修を終えたばかりの新米医師が毎年半年交代で赴任する舳倉診療所。温かい島の人々に囲まれてのんびりすごす島の暮らしを綴りたいと思います。
昔の島
6月3日 晴れ 今日は朝放送がかかり、島内の虫退治の為、殺虫剤の散布が朝から行われました。なのであまり外に出られず。
夕方にいつものコース(診療所からNTT灯台のほうに向かいそこから森の中を通ってシラスナ大地のほうにぬける)で散策しました。
前から見てみたかったコウライウグイスの飛んでいるところに出会いました。きれいな黄色でうっとりしましたが、飛行中のため写真に撮れず。ほかにも、チゴモズ(多分)を確認しましたが、カメラを構えるともういなくなってしまいましたので、写真はなしです。残念。
ほかにも「なんとかムシクイ」というめづらしいのがいたらしいですが、聞いてしばらくすると教えてくださった方には悪いのですが、名前忘れてしまいました。すいません。ムシクイ系はむずかしいですね。メボソムシクイは最近よくいます。

今日の夜は島民の家で夕食を一緒に頂きました。その中で昔の島の様子の話になりました。
50年ほど昔は、今のような定期船もなく、ほぼ自給自足で生活していたらしいです。この島で出産し、野菜も畑で各家が作っていたらしいです。その畑は今は松林となっているとの事ですが、それは定期船が一日一往復し、輪島に注文すれば次の日には商品が届くという便利な環境になったかららしいです。他にも鶏を飼って、卵を食べたりしていたそうです。もちろん今のような舗装道路はなく、港もコンクリートの埋め立てはなく、なだらかな石で海に続いていたらしいです。
今は海女さんはウェットスーツで潜水作業をしていますが、昔はみんなふんどしだけで、日焼け止めもなかった為に真っ黒になり、歯だけが白いという様相であったと話しておられました。家のかわらはなく、屋根をわらで覆い、その上に大きな石をおいて屋根を作っていたらしいです。そして、今では当たり前である電気もなく、夜はランプで生活していたらしいです。

話を聞いていると、島の歴史はすごいです。長年にわたり、島の人たちは離島という特殊な環境の中で時代に合わせて生活しているんだなあと感じました。島の先祖の方々の苦労のおかげでこの島がまだ存在し、人々が暮らす事ができるんだと思います。こんなに自然に囲まれた環境はあまりないと思います。聞こえてくるのは波の音、鳥の声、島の人々の大きな笑い声。空気はおいしいし、海を除くとそこまで見える透明度です。とれたての魚、海産物の味はいうまでもありません。

これからもこのいい環境がずっと続いていけばいいな、これからの子どもたちにも残していかなければいけないものだなと思いました。
今日はあまり写真撮れなかったので、この島のどこでも見られる鳥たちの写真を載せます。
まずイソヒヨドリ(メス)です。この屋根の下に巣でも作っているのか、いつもこの辺にいます。オスもいます。
isohiyodori.jpg

5月後半からよくみるコサメビタキです。ころころのかわいい鳥です。
kosame.jpg

コサメビタキとよく似たエゾビタキです。
samebitaki.jpg

ツバメです。民宿の前の電線が好きみたいです。ツバメは速いスピードでくるくる飛びまくっています。
tubame.jpg

最後はウミネコです。海岸付近にはいっぱいいますし、こういう電柱の上にとまっています。ふとみると電柱、屋根瓦の上にたくさんとまっていたりします。
umineko2.jpg


この記事に対するコメント

どうもです エゾは、、、、、サメではないでしょうか?
【2006/06/05 10:16】 URL | トラフィー #- [ 編集]


今、ネットで調べてみたらサメですね。図鑑で見てるとエゾっぽくみえたもので、、、。
簡単なほうだと思いますが、むずかしいっす。ありがとうございます。
【2006/06/05 10:25】 URL | daisuke #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://hegura.blog60.fc2.com/tb.php/50-2594ae7e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

たいち(Taichi)

Author:たいち(Taichi)
住所 〒928-0072 石川県輪島市海士町所属舳倉島出邑山1-4 舳倉診療所
TEL 0768-22-7500
This blog started in April, 2006. I am the fifth author.
Mail:taichihirodog0107@yahoo.co.jp



アクセスカウンター



いま見ている人は



最新コメント(記事毎)+



いくつになったの



About Hegura island



最近の記事



過去ログ +



カテゴリー



リンク

このブログをリンクに追加する



ブログ内検索