舳倉島診療日誌
臨床研修を終えたばかりの新米医師が毎年半年交代で赴任する舳倉診療所。温かい島の人々に囲まれてのんびりすごす島の暮らしを綴りたいと思います。
150人の主治医
島の人口は夏に向けて少しずつ増えていきます。
舳倉の人はほとんどが輪島にも家を持っていますが、漁をするために夏だけ舳倉島で生活する人が増えるためです。

現在の人口は150人くらいでしょうか。あくまでも感覚的なものですが、それぐらいだと思います。

島民が150人いるということは150人の主治医として生活習慣病の管理や、怪我、緊急疾患に対応する責任があります。

これは3年目の医師にとってはとても大変なことです。
初期研修の2年間は大きな病院で入院患者さんの担当をしてきましたので、外来で自分の患者さんを持った経験がありません。
もちろん誰もが通る道ですが、糖尿病や高血圧、高脂血症といった生活習慣病をどのように管理するかは、研修病院で上の先生の外来を見学した時の知識と、教科書からの知識をたよりに日々これでいいのかと自問自答しながら行っています。

島民の皆さんにとっては頼りない面もあると思います。でも、150人の主治医という責任は重い反面、とても自分を成長させてくれている気がします。何しろ勉強しなければ明日の診療に困りますから必死です。

自分で勉強もしますが、困ったときはすぐにW病院で働いている大学の同期の先生に相談することにしています。研修病院や自治医大の先輩医師に電話やメールで相談することもあります。多くの人に支えられて島の医療は成り立っています。

この記事に対するコメント

がんばっているようですね。安心しました。僕が誰だかわかると思います。僕はいま、オーストラリアにいますが、こちらで結局選んだ大学院も田舎で医学生を育てるというRural Clinical Schoolをメインに医学教育をしています。日本には真の意味で存在していないGPが主人公です。こちらの医学生の臨床レベルは非常に高く、驚かされます。でも、田舎(人口1万人程度でメインの研修の場は病棟ではなく、クリニックです)でもすばらしい研修ができるということをよく理解でき、とても勉強になりますし、将来的には北陸・・・しかも、能登を中心に研修システムを作って能登に研修医の若い声と力があふれるようにしたいですね。先生の協力を期待しています。りょうた先生も一人前のGP担って欲しいと思います。でも、その責任感があなたをすばらしい医師に育ててくれると思います。がんばれ!
【2007/06/12 21:49】 URL | Dr.TERU #- [ 編集]

元気そうだね♪
りょうちん元気そうでなりより。
Dr.Teruさんにブログ紹介したらすでにコメントが・・
今夏、予告どおり・・・たぶん・・・お邪魔しに行こうと思っているので、その時はよろしくですよ。愛犬もグングン育っているようで、カンバにも成長を伝えておきますね。

あと数ヶ月ではありますが、医師として島民の方々とともに歩みつづけてください。陰ながら見守っております。
ではでは、また連絡しますね。
【2007/06/12 21:58】 URL | 248@カナジム #- [ 編集]

re
Dr.TERUさん、248さん、コメントありがとうございます。

オーストラリアいいですね!
今はこれからどういう風に医師としての力を付けていくか模索中です。
9年が終わったときに、何となくなんでも診れるけど真の実力のない医師にはなりたくないと思っています。
【2007/06/14 20:59】 URL | Ryota #/r2FRPR2 [ 編集]


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This blog started in April, 2006. I am the fifth author.
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