舳倉島診療日誌
臨床研修を終えたばかりの新米医師が毎年半年交代で赴任する舳倉診療所。温かい島の人々に囲まれてのんびりすごす島の暮らしを綴りたいと思います。
ヘリ搬送 その2
2回目のヘリ搬送がありました。

朝6時ごろ診療所の携帯に家族から電話があり、様子がおかしいのですぐ来て欲しいと。
急いで救急セットを持って車で行くと、右手右足が動かず、ろれつも回らない構音障害という状態でした。意識はしっかりされており、血圧はやや高め。脳卒中と判断し、すぐに区長さんへ電話をしました。海が荒れていて漁船は出せないということで、消防本部へ電話し防災ヘリを要請しました。

家の人に手伝っていただき、何とか診療所まで患者さんを運び、診察し、点滴の開始。診療所にはCTは無いので確定診断はできませんでしたが、脳梗塞か脳出血の可能性が非常に高く消防本部と受け入れ先の病院と連絡を取り合いながらヘリの到着を待ちました。

防災ヘリの場合は診療所から直接要請ができるため(自衛隊ヘリの場合は市役所内に対策本部を設置し、そこから県知事を通して自衛隊に要請しなければなりません)、連絡は非常にスムーズで要請から1時間40分ほどで舳倉島へヘリが到着しました。

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ヘリに同乗し金沢の病院へ。本当にヘリは速いです。45分くらいだったでしょうか。

受け入れ先の病院は私が臨床研修をした病院だったので、ドクターも看護師さんもみんな顔見知りでちょっと家に帰ってきたような感じがしました。患者さんの紹介や受け入れというのは、その病院のスタッフの顔を知っているかどうかというのがとても大事だと思います。

患者さんはすぐにCTの検査を受け、やはり脳出血の診断でした。これから大変なリハビリの生活になると思いますが、なんとか元の生活に戻れるように願っています。

その日の内に輪島へとんぼ返りし、次の日の朝の船で帰島を、と思っていたら低気圧の接近で船はでず、1日足止めでした。

その次の日の朝に舳倉島へ。ハルが出迎えてくれていました。
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留守中は何事も無かったようでほっとしました。
ハルの世話をしていただいた島民の皆様に感謝しています。
夜はやっぱり寂しくて結構ないたそうな・・。

3回目がないことを祈ります。

この記事に対するコメント

 お疲れ様です。

 やべ先生と自分の時は、病人のヘリ搬送なかったのに、
今年は多いですね。

 さすが地震を運んできた男です。
これからも頑張れよ。
 
【2007/05/13 20:21】 URL | 肉 #- [ 編集]


大変でしたね。お疲れ様です。一刻を争うとき先生の的確な処置で救われたお方。よかったですね。早く回復されることを祈っています。
ハル君
お留守番ご苦労様!淋しかったでしょ?でも先生はきっとハル君の所に帰ってきますから泣かないで・・・
この前はお座りして待っていたけど今日はたまらずにたっているのね、(^-^)ニコ
【2007/05/14 23:35】 URL | ヨーデル #mQop/nM. [ 編集]

お疲れ様でした
ヘリ搬送お疲れ様でした。
第47代?の元診療所長です。
患者搬送の時「久しぶりに見たらちょっとふっくらしたような・・・」って看護師さんたちが話してました。
ハルくんの散歩がんばれ!
ちなみに僕はラルフのおかげで7Kg減しました。
本土に戻ったら2ヶ月であっという間に戻りましたが・・・。

PS. そのうちラルフを連れて久しぶりに島に遊びに行こうと思ってます。
【2007/05/17 15:37】 URL | ラルフの主人 #- [ 編集]

re
う・・、そうですか。ふっくらしましたか。
ダイエットがんばります。
いただいたものを全部食べるとそれだけで体重増加していきますね。

ラルフの帰郷、待っています。
島の人たちもハルを見るたびにラルフはどうだった、あーだった、と話してくれます。
【2007/05/18 09:25】 URL | Ryota #/r2FRPR2 [ 編集]


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住所 〒928-0072 石川県輪島市海士町所属舳倉島出邑山1-4 舳倉診療所
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This blog started in April, 2006. I am the fifth author.
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