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舳倉島診療日誌
臨床研修を終えたばかりの新米医師が毎年半年交代で赴任する舳倉診療所。温かい島の人々に囲まれてのんびりすごす島の暮らしを綴りたいと思います。
舳倉島で一番高い場所
さあ、どこでしょう?
愛ランドタワー?いえいえ、一番高いのは灯台です。
でも、平成17年4月から無人化されたため、現在は海上保安庁の方のお許しがないと入ることのできない場所なんだそうです。

なんと今日、その灯台の中に登ることができましたぁ
七尾海上保安庁の方が、海域調査のついでに舳倉島にも立ち寄って下さったからです!!
「登りたいです!!!」ってお願いしたら、快く案内してくださいました。
本当にありがとうございました

ということで、めったに見ることのできない灯台の内部を大公開

ちょっとカビ臭い匂いの漂うコンクリートの階段を100段ほど登っていきます。
灯台 内部の階段


頑張って登った後、外へ出てみると、「うわ~きれい!!」
灯台から見た港

舳倉の港の向こうにうっすらと輪島が見えます。
今日はくもりだったからあまり見えないけど...

いつも大きいと思っていた龍神池もこんなに小さいんですね。
灯台から見た龍神池


いつも登っている愛ランドタワーはこんな風に見えます。
灯台から見た愛ランドタワー


灯台を動かしているのはこんな小さな歯車(赤い矢印)なんだそうです。
知らなかった~
灯台の動力

灯台を動かしている歯車からもう少し目線を上にずらすとレンズがあります。
このレンズが遠くまで光を届けているんですね。
灯台内部を見上げて


細い急な階段(しかも手すりがない)を登るとレンズに直接触ることもできます。
灯台のレンズ


この灯台の光を頼りに、島の方々は昔から漁を続けてきたんですね。
私も、医師としてまだまだ未熟だけれど、この灯台のように島の方々のお役に立てる存在になりたいと強く思いました。
あと4ヶ月間、まだまだ何があるか分からないけれど、自分ができることを精一杯頑張ります

海上保安庁の皆さん、本当にありがとうございました。
海上保安庁の皆さんと


テングサとツルモ
たまには舳倉島の海女さんたちの暮らしについても書いてみます

今採っているテングサとツルモは深さ1~2mぐらいの浅いところで採れるのだそうです。
天気や波の高さ、風の強さなどをみて、漁ができる日は朝に島内に放送が流れます。
それを合図に海女さんたちがウェットスーツを着て三輪車に乗って海岸に集まってきます。
漁はだいたい午前中の2時間ぐらい。
終わると、その日採れた海藻を家の前などで干しています。

こっちがテングサ。寒天の材料です。
スーパーで見かけるのは真っ白だけど、採れたてはこんな色なんだそうです
天日で乾かす→水でさらす を5回ぐらい繰り返して少しずつ色が透明になっていくんだそうです。
ちなみに、食べ方はやはり寒天にするしかないらしい...
テングサ その1


そして、こっちがツルモです。
名前のとおり、ひも状になっていて長いです。
島の人たちは「ナガモ」と呼んでいます。
これも、乾燥させてさらすと白くなるので、味噌汁に入れたり、白滝の代わりとしてすき焼きにいれたりするんだそうです。
生で食べてみると、シャキシャキしていておいしいです
ツルモ その2


このテングサ・ツルモ漁は、6月半ばの沖休みまでの短い間で終わってしまうんだそうです
7月から、アワビ・サザエ漁が始まるので、その前に半月ほど海に潜らない期間(沖休み)となります。多くの人たちが、本格的に7月に入って本格的に忙しくなる前に、輪島に戻って買い物をしたりしてしばらく島を離れていきます。
しばらくの間ちょっと寂しくなるかな...

そうそう、昨日は一羽だけオオルリを見かけました。
残念ながら証拠写真は取れませんでしたが。まだこの島にいたんですねえ。


プロフィール

Takuya Suda

Author:Takuya Suda
住所 〒928-0072 石川県輪島市海士町所属舳倉島出邑山1-4 舳倉診療所
TEL:0768-22-7500
FAX:0768-22-7509
mail: lovelyhegura@yahoo.co.jp

This blog started in April, 2006. I am the 19th author.



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舳倉島について知りたい方は、カテゴリーの「島内ツアー」をクリックしてください。



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